先輩インタビュー
福井 勇祐

所属:整備部整備1課 2グループ
出身校:中日本航空専門学校
入社年:平成18年度
担当業務
私はランディングギア (航空機の脚) の目視点検を担当しています。航空機の脚のオーバーホールは、約10年ごとに実施されます。
約10年間、航空機を支えてきた脚は運航中に様々な要因により構成部品に損傷が発生することがあります。また、離着陸時に於いては、機種によって200トンを超える荷重が航空機に加わります。
この脚に発生した損傷を見逃すと航空機の安全性に影響を及ぼす恐れがありますので、定期的に全ての部品について分解をし、目視点検を行っております。
目視点検では、部品個々の状態で点検を行いますが、組み込まれた状態や加わる荷重の大きさ、材料の特性等を頭に入れて、小さい傷でも見逃さないように心がけて作業に従事しております。
損傷を発見した際には、機械加工や手修理の工程へ送り出し、定められた処置をすることで、品質を確保しております。
志望動機
当社ではランディングギアのオーバーホールに於いて、工程ごとに認定資格を取得している作業者が配置されております。
1つのランディングギアを専門のスキルをもった社員一丸となって品質を作り込むことに魅力を感じ、当社で知識や技術を高め安全運航に寄与したいと思い、当社を志望しました。